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田原: これもま た問題で、このあいだ原子力委員会の近藤(駿介)さんという委員長に会った。面白いことを言ってたよ。なんでこんなことが起きたんだと。なんで今度の大惨 事が起きたんだと。実は問題があると、原子力委員長が言ってるんですよ。実は日本は聖徳太子以来、和の精神だと。和の精神の国には確率論は成立しないって 言うわけ。
猪瀬: すごいこと言うね。だってみんな確率論ですよ。
田原: 確率論はまったくないと。
猪瀬: じゃ、100かゼロになっちゃう。
田原: そう、そう言っている。つまり原子力委員会でもなんでも、ものを決めるときに絶対大丈夫と言わなかったらアウトだと。98%大丈夫だったら成立しないと。98%大丈夫だとあとの2%はどうするかということを詰めていって、299%大丈夫、あと1%どうするか、これが確率論の世界であって、アメリカやヨーロッパは全部確率論。日本は確率論は成立しないと。98%大丈夫だ。じゃ2%危ないじゃないか、ダメだと。だから絶対ということを使わないとすべて成立しないと言っているわけ、この国は。